Roborock Qrevo Lは、「吸引+水拭き+自動洗浄までを一台でこなすロボット掃除機」です。本記事では、実際に2ヶ月使って分かった「良かった点・注意点」を、子育て家庭の視点でまとめます。

Roborock Qrevo Lを使い始めてから、掃除の概念がガラリと変わりました。
今までは掃除をするためにモチベを上げて、掃除の準備・実施だったのが、「掃除するというよりも掃除が勝手に終わってる」感覚に近いです。

「結論:子育て中の“掃除の意思決定コスト”を消したい人には、かなり刺さる一台でした」

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Roborock Qrevo Lの外観と設置イメージ

まずは本体とドックの雰囲気です。

設置スペースをイメージしやすいように写真を置いておきます。

Roborock Qrevo L 設置イメージ
Roborock Qrevo L 本体

「Roborock Qrevo L 本体は思ったよりスッキリしていて圧迫感が少ないです」

Roborock Qrevo L ドック

「ドックは給水・汚水タンクが上部にまとまっていて、メンテもしやすい」

驚いたこと① ゴミタンクにゴミがほぼ溜まらない(=汚水を捨てればOK感)

最初に「え?」ってなったのがこれ。ゴミタンクにゴミが溜まりにくいです。

体感としては、細かい汚れは「汚水側に寄る」ので、極端に言うと「汚水タンクを捨てる=掃除が完結」に近い。

Roborock Qrevo L ドック上部(給水・汚水タンク)

「2ヶ月利用しましたが、ゴミタンクからゴミをまだ一度も捨ててないです。というか捨てる必要がない」

これは私の中での掃除の概念を変えましたね。掃除機の何が嫌かって一番はゴミ捨てです。ダストボックスにこびりついているゴミを取り出すのが地味に面倒臭い。その作業がないだけで断然掃除のモチベーションは上がります。

Roborock Qrevo L 汚水タンク

もちろんゴミがゼロというわけではないので、定期的なチェックは必要ですが、ゴミ捨てはほぼなくなります。その一方で汚水を捨てる手間ができますが、シンクで流せば良いだけなのでかなり効率化できます。

FAQ|汚水タンクはどれくらいの頻度で捨てる?

うちの場合は、毎日「朝と昼の2回」スケジュール掃除を回していて、汚水タンクは週1ペースで捨てています。
掃除回数を増やしても、ゴミ捨てが増えるというより「汚水処理がメインの運用」になる感覚です。

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驚いたこと② ワークフロー(タイマー)設定で掃除が完全に自動化できる

Roborock アプリ ワークフロー(タイマー)

ワークフロー(タイマー)をセットしておけば、こちらが何もしなくても決まった時間に掃除が走ります。

子育て中だと「掃除に着手する気力」自体が残ってない日があるので、「掃除を“意思決定”から外せる」のが効きます。

驚いたこと③ 障害物の回避が絶妙(大回りしない=掃除漏れが減る)

障害物を避ける精度が想像以上に高いです。しかも「無駄に大回りしない」ので、結果として掃除漏れが少ない。

ただし注意点もあって、床にモノが多いと当然その周りは掃除しにくいので、基本は「床に置かない運用」が一番効きます。

障害物を回避する Roborock Qrevo L

FAQ|床に物が多い家でも使える?

結論、使えるけど「運用」が大事です。床に物が多いと、モップが外れたり・挟まったりして止まることがあります。
うちでは掃除の時間帯だけ、床に物を極力置かないようにしています。

ただ、もし何か問題が起きてもアプリに通知が来るので、「気づいたら止まってた」「いつの間にか稼働してない」状態は防げます。

驚いたこと④ アラートがプッシュ通知で来る(汚水・給水・モップ異常など)

「地味に助かるのが、アラームがスマホにプッシュ通知で来ること」

Roborock アプリ 通知
  • 汚水が満水
  • 給水タンクが空
  • モップが外れた
  • 何かが詰まった/止まった
  • 車輪が停止した

「気づいたら止まってたを減らせるので、結果的に完全自動化の成功率が上がります」

Roborock アプリ 稼働ステータス

「なお、アプリだと稼働中のステータス表示がわかりやすい(吸引/モップ/洗浄など)」

驚いたこと⑤ AIマッピングで「掃除する場所」をピンポイント指定できる

Roborock Qrevo Lは、初回起動時にAIで家全体の間取りを自動スキャンし、部屋ごとのマップをかなり正確に作成してくれます。

このマップが優秀で、単に「全部掃除する」だけではなく、「ここだけ掃除したい」という指定がアプリ上で直感的にできます。

  • リビングだけ
  • 子どもがよく過ごすエリアだけ
  • キッチン周りだけ
  • 汚れが気になる一部エリアだけ

エリアをタップして指定するだけなので、「全部はやらなくていいけど、ここだけ今すぐ掃除したい」という場面でめちゃくちゃ便利。

Roborock アプリ AIマッピング

「上記はAIが自動作成した間取りマップですが、部屋/エリアを指定して掃除できます。何より目視でわかりやすいです」

FAQ|モップの臭いは気になる?

うちでは臭いが気になったことはありません
(※使い方や湿度にもよると思いますが、少なくとも「モップ臭がストレス」みたいなことは今のところゼロです)

掃除が「イベント」ではなく、「必要な時に必要な場所だけ実行する作業」に変わる感覚がありました。

まとめ:掃除が“家事”から“仕組み”になった

ゴミ捨てよりも汚水処理中心の運用、タイマーでの自動化、障害物回避の精度、通知の分かりやすさ、そしてAIマッピング。

正直、Qrevo Lは「ロボット掃除機じゃなくて、掃除を仕組み化する装置」に近いです。
子育てで時間が溶けるフェーズほど、こういう“家事の自動化”は効きます。

特に、子育て中・共働き・掃除の優先度を下げたい家庭にとって、Qrevo Lは「贅沢家電」ではなく「生活インフラ」に近い存在だと感じました。

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