
TOEICで700点台に入ってから、なかなかスコアが伸びない。
「その原因、もしかするとPart5かもしれません」
私自身、735点で止まっていた時期は、Part5にかなり時間を使っていました。
文法が特別苦手という感覚はありませんでした。 でも、実際に問題を解くと、毎回どこかで迷う。
- 選択肢を2つまで絞れるのに決め切れない
- 1問に時間を使いすぎる
- Part5で時間を失い、Part7の塗り絵が増える
そして今回、805点(L440 / R365)を取れたとき、はっきり気づいたことがあります。
Part5は「知識量」だけではなく、「判断ルール」で解く問題だった。
この記事では、735点で停滞していた自分が、どうやってPart5の勉強法を変えたのかを実体験ベースでまとめます。
Contents
なぜPart5でスコアが伸びないのか
Part5で伸び悩んでいたとき、自分の勉強はかなり雑でした。
- なんとなく選ぶ
- 感覚で解く
- 解説を読んで「なるほど」で終わる
一見すると、ちゃんと勉強しているように見えます。
でも、本質的にはあまり積み上がっていませんでした。
なぜなら、「なぜそれが正解なのか」を自分の言葉で説明できなかったからです。
TOEIC Part5は、知識量だけの勝負ではありません。
もちろん文法知識は必要です。 でも、700点台から800点台を狙うなら、それ以上に大事なのは「判断のスピードと正確性」です。
この文法パターンならこれ。 この語法ならこの形。 この選択肢は品詞が違う。 このtoは不定詞ではなく前置詞。
そういう判断を早くできるようになると、Part5で使う時間が減ります。
結果として、Part7に使える時間も増えます。
735点で止まっていたときの自分の勉強
正直に言うと、以前の自分はこんな感じでした。
- 問題を解く
- 答え合わせをする
- 解説を読む
- 「なるほど」で終わる
そして同じ問題を繰り返すと、正答率は上がります。
でも、それは本当に実力がついたのか。 ここにずっと違和感がありました。
実際には、「答えを覚えているだけ」の問題も多かったと思います。
だから本番になると、また迷う。
見たことがある文法なのに、選択肢が変わると判断できない。 解説を読めば理解できるのに、自分では再現できない。
このループから抜けられなかったのが、735点停滞の大きな原因でした。
改善した勉強法|Part5は「分解」して理解する
改善してからやったことはシンプルです。
間違えた問題を徹底的に分解する
具体的には、毎回この3つを確認しました。
- なぜ間違えたのか
- なぜ他の選択肢は違うのか
- 次に同じタイプが出たら、どう判断すればいいのか
これをやるようになってから、Part5の見え方が変わりました。
以前は、1問ごとにバラバラに見えていました。
でも実際には、Part5にはよく出る判断パターンがあります。
- 品詞問題
- 動詞の形
- 前置詞と不定詞
- 接続詞
- 関係代名詞
- 時制
つまり、1問ずつ丸暗記するのではなく、判断ルールを増やすことが大事でした。
ChatGPTで一番効いた使い方
ここでかなり役立ったのがChatGPTです。
ChatGPTは、答えを教えてもらうためではなく、「理解を深掘りするため」に使いました。
特に効果があったのは、間違えた問題をそのまま投げて、こう聞くことです。
- なぜこの選択肢が正解なのか
- なぜ他の選択肢はダメなのか
- 次に同じ問題が出たら、どこを見ればいいのか
問題集の解説は、どうしても合う・合わないがあります。
比較的わかりやすい解説でも、問題によっては説明が短かったり、「ここは当然わかっているよね」という前提で省略されていたりします。
その結果、解説を読んでも腹落ちしないことがありました。
でもChatGPTなら、分からないところを何度でも聞けます。
「納得するまで聞ける」
これが、Part5対策ではかなり大きかったです。
実際にスコアに効いた問題
たとえば、この問題です。
The new CEO is committed to ------- around the troubled company.
(A) turns (B) turn (C) turned (D) turning
このとき、自分は迷いました。
「toって不定詞?それとも前置詞?」
ここを曖昧にしたまま進むと、また同じタイプの問題で迷います。
そこでChatGPTにこう聞きました。
「toが不定詞か前置詞かはどう見分けるの?」
返ってきたポイントはシンプルでした。
- 不定詞のto → 後ろは動詞の原形
- 前置詞のto → 後ろは名詞 or 動名詞
そして、この問題で重要なのは、「be committed to 」をセットで見ることです。
be committed to は「〜に専念している」「〜に尽力している」という表現で、このtoは前置詞。
前置詞の後ろには、名詞か動名詞が来ます。
だから、正解は 「(D) turning 」です。
be committed to turning around the company
=会社の立て直しに尽力している
この理解をしたことで、同じパターンの問題で迷いにくくなりました。
以前なら、「答えはturningなのね」で終わっていたと思います。
でも今回は違いました。
- なぜturningなのか
- なぜturnではダメなのか
- 次にtoを見たら何を確認すべきか
ここまで整理できたのが大きかったです。
Part5で使える判断ルール
この問題から学んだように、Part5では「その場で考える」よりも、よく出る判断ルールを持っておくことが重要です。
たとえば、toを見る問題ではこう考えます。
- toの前を見る
- 熟語として前置詞toを取る表現か確認する
- 後ろが動詞原形なら不定詞
- 後ろが名詞 or 動名詞なら前置詞
TOEICでよく見る前置詞toの表現は、このあたりです。
- look forward to ~ing
- be committed to ~ing
- be used to ~ing
- be accustomed to ~ing
- object to ~ing
- contribute to 名詞 / ~ing
このあたりをまとめて覚えておくだけで、判断スピードはかなり上がります。
Part5は「文法問題」ですが、実際には「判断ルールをどれだけ持っているかのゲーム」だと思います。
ABCEEDの使い方|Part5だけに絞る
Part5対策にはABCEEDも使いました。
やり方はシンプルです。
- Part5だけに絞る
- トレーニングモードで解く
- 間違えた問題を保存する
- 分からない問題はChatGPTで深掘りする
ポイントは、「全部やらないこと」です。
TOEICの勉強をしていると、つい全部やらなきゃと思ってしまいます。
でも、弱点がPart5なら、まずPart5に絞った方が効率的です。
特に700点台の人は、すでにある程度の英語力があります。
だからこそ、全体をふわっと勉強するより、苦手なところを集中的に潰した方が点数につながりやすいです。
Part5で変わったこと
このやり方に変えてから、明確に変わったのは「迷う時間」です。
以前は、選択肢を見てから迷う時間が長かったです。
「これもありそう」 「でもこっちも見たことある」 「なんとなくこれかな」
こんな感じで、1問に時間を使っていました。
でも、判断ルールを持つと変わります。
この問題は品詞。 これはtoの後ろを見る。 これは時制。 これは語法。
見るポイントが決まるので、判断が早くなります。
Part5で使う時間が減ると、その分Part7に時間を回せます。
結果として、塗り絵を減らすことにもつながりました。
この勉強法が向いている人
この勉強法が向いているのは、こんな人です。
- TOEIC700点台で止まっている人
- Part5で時間を使いすぎる人
- 文法問題をなんとなく解いている人
- 解説を読んでも腹落ちしない人
- Part7の時間を少しでも増やしたい人
逆に、まだ英語の基礎単語や中学英文法がかなり不安な人は、先に基礎固めをした方がいいと思います。
このやり方は、ある程度問題を解けるけれど、判断が曖昧で点数が伸びない人に向いています。
まとめ|Part5は判断ルールを増やすだけで変わる
Part5で伸びなかった理由はシンプルでした。
「理解が浅かった」
そして、判断ルールが少なかった。
やるべきことはこの3つです。
- 間違えた問題を深掘りする
- 判断ルールを作る
- 同じミスを潰す
これができると、Part5の解くスピードが上がります。
Part5のスピードが上がると、Part7に使える時間が増えます。
結果として、全体のスコアにも効いてきます。
もし今、700点台で止まっているなら、問題数を増やすだけではなく、「1問の理解を深くすること」を意識してみてください。
自分はそれで、735点から805点まで伸ばすことができました。
同じところで止まっている人は、一度このやり方を試してみてください。

















