人生初金沢に行ってまいりました
控えめに言っても最高でしたよ、特に海の幸が。
回転寿司でも銀座の高級寿司レベルだと思われます。
というより、寿司好きで寿司の食べ歩きが趣味な友人が現地の
「もりもり寿し」はその界隈(銀座)にあってもおかしくないと
言っていたので相当レベルが高いのでしょう。
北陸は海鮮が美味しいのはわかっている。で、どこに泊まったのと
数人から聞かれたのでせっかくなので今回泊まった
「金沢湯涌温泉百楽荘」の魅力を余すことなく伝えたいと思います。
Contents
金沢湯涌温泉百楽荘の立地アクセスは？
「見ると分かりますが金沢駅より徒歩圏内ではありません」
でも、遠いという理由だけで敬遠しないでください。
百楽荘とペイントされたバスが金沢駅まで迎えに来てくれます。
上記写真は金沢駅で百楽荘の送迎バス内から撮影したものです
数日泊まるなら過半数は観光に行くと思いますが、
「兼六園」「２１世紀美術館」「金沢駅」「近江町市場」
までの送迎はしてくれますよ。
もちろん往復無料送迎です。
片道送迎もできますよ。観光に夢中になり
もっと散策したいこともありますからね。
観光に関していえば、上記の金沢の有名どころは
全てタクシーのワンメーター圏内ですし、
市内巡回バスもあるので有効活用したいですね。
金沢湯涌温泉百楽荘の内装は？
旅館が金沢駅から離れているのはお話ししましたね。
到着したら都会の喧騒とは無縁でのどかなところでした
自然以外に何もないところにポツンと
高級旅館があるイメージですかね。
内装もめちゃくちゃ凝っていて、一つ一つに
高級感があり選び抜かれたものだとわかるのですが、
それらが調和した空間が何より居心地良かったです。
遊技場もあり、ビリヤードやダーツ、卓球をはじめ、
知恵の輪なども楽しめますよ。
なにげなく置かれた「ハリボー」や「チュッパチャプス」、
「ルイボスティ」や「オレンジジュース」もありがたかったです。
部屋の鍵だけをみてもシャレオツですよね。
みていただくと分かりますが、大きな旅館なのですが
部屋は12部屋しかありません。
よって、人がゴミゴミしていることもなくゆったりとした時を過ごせます
窓から見える景色も格別です。
等間隔に置かれているツボはいったいいくらするのでしょう...
ここからがお部屋です。
連泊であれば同じ飲料が次の日に補充されますよ。
部屋に浴衣も常備されていますよ。
サイズや柄をかえたければフロントで対応してもらえます。
もしくはフロント脇のエレベーターの隣に浴衣一式があるので
自分で好きなものを選べます。
正直、旅館でナノケアを置いているところは初めてみました(笑)
もちろんウオッシュレット完備です。
スリッパがめちゃくちゃオシャレですね。
空気洗浄機もありますね。
ちなみに補足ですがお部屋は完全禁煙です。
喫煙したら罰金8万円となっています...
チェックイン時に書類にサインします。
喫煙ルームは旅館内にありますのでそこを必ず使うようにしましょう
ポイントは計算尽くされた部屋からの景色です。
どうですか。この飽きのこない完成された風景画のような光景は。
アメニティも充実していますよ。
金沢湯涌温泉百楽荘をオススメする理由その1は食事
「金沢湯涌温泉百楽荘」には三泊四日でした。
よって、朝3食、夜3食でした。
その全ての写真をご紹介します。
なお、食事ですが朝食は忘れてしまいましたが、
夕食は「18時から」か「19時半から」を選べます。
夜はコース料理なので最後の料理、ここでいうとデザートですが
そこに辿り着くまでに2時間はかかることを意識してください。
もちろん、ペース配分はかえられます。
早めてもらいたければスタッフに伝えましょう。
一日目夜
メニューでは「松茸ご飯」ですが、私がキノコが苦手なことを伝えていたので
栗ご飯に変更してくださいました。
デザートの加賀みそアイスが特に格別でした。
さっぱりしつつも濃厚な口溶けはやみつきになります。
市販されていないのはショックですね...
そして、夕食後に個室を出るとこのように夜食が置かれています。
といっても、ただでさえ満腹状態なので持ち帰る人は
あまりいなかったと思います。
正直、昼飯を抜いても問題ない量ですから...
ただでさえ美味しいので全て食べてしまいます。
何よりみていて楽しくなる料理は初めてかもしれません。
味覚と視覚を満たせる料理にはなかなか遭遇できないですよ
二日目朝
鍋の中身は金沢おでんでした。
二日目夜
こちらは器のかぼちゃごと食べられます
メインは能登牛です。
二つ並べたのには理由があります。
私が事前に「きのこ」と「ナス」が食べられないことを
お伝えしていたので料理ごとに抜いてくれたのです。
三日目朝
三日目夜
まあ、キノコを取り忘れる事もあるでしょう(笑)
それはさておき、アワビは最高でしたよ。
四日目朝
このようにいちいち一つの食器類も選び抜かれた一品となっています。
デザインが洗練されています。
おそらく伝統工芸品なのでしょう。
「百楽荘生プリン」はネットで購入できるようです。
みるくと卵が濃厚ですが、しつこくはなく
舌の上でとろけますよ。
金沢湯涌温泉百楽荘をオススメする理由その2は温泉
私が旅行にハマったのは結局のところ温泉の存在が大きかったです。
金沢の温泉はそこまで知名度が高くないかもしれませんが、
百楽荘の温泉は満足度が高かったです。
温泉は三種類ありました。
「露天風呂付客室」と「大浴場」、そして「貸切温泉」です。
百楽荘は別館と新館があるので泊まるプランによっても違いがあります
露天風呂付客室
私の泊まったカップルプラン「【12月OPEN】★彩心IROHA半露天付★(8帖+広縁)[禁煙]では
部屋に温泉がありました。
「温泉に入りたいと思ったら秒単位で入れるのが最高ですよね」
大浴場
露天風呂付客室なのであまり使う機会はありませんでしたが、
気分を変えるためにも温泉のオプションがあるのは嬉しいですよね。
貸切温泉
貸切温泉は宿泊日数x50分です
私の場合は3泊したので初日、二日目、三日目と
50分ずつ貸切する権利がありました。
貸切時間は選べますが、上記のように時間帯によって全く違った景色がみられます。
連泊する場合は違う時間帯を是非オススメしたいです。
金沢湯涌温泉百楽荘をオススメする理由その3は従業員のおもてなし精神
食事や温泉で宿泊施設を選ぶ人がほとんどですが
その前提にあるのが従業員のサービスです
従業員のおもてなし精神のおかげで
人生で最上の経験ができたのも事実です。
清潔さ
当然ながらチリやホコリは一切ありません
特に驚いたのが喫煙所での出来事です。
喫煙所を利用した後に卓球を楽しみ
再度喫煙所によったところ、すでに灰皿は空でした。
その間は20-30分程度です。
そもそも、喫煙所で灰皿を使われた形跡が一切ありません。
しかも館内であまり従業員の姿が見られません。
宿泊客を配慮してなのかもしれませんが、
素晴らしい心意気だと感じました。
自宅のように過ごせる施設はなかなかありませんよね
スタッフの笑顔
スタッフを思い出そうとすると笑顔しか浮かばないです
それくらいどの従業員も愛想がよく話すだけで
幸せな気持ちになれました。
印象深いのが最終日の配膳を料理長みずからが
行っていたことですね。
料理長も気さくな方で、料理の見た目と味も最高だったので
それだけで私的には十分だったのですが、わざわざ挨拶までしてくださった
のには感銘を受けました。
客に対してはもちろんそうですが、
スタッフの階級関係なく礼儀をわきまえつつも
フレンドリーにコミュニケーションされていたので
それだけでも素晴らしい旅館だと感じました。
サービス
他の旅館では見ないサービスが多いです。
そのうちの一つが女性宿泊客に対しての
無料エステサービスです。
宿泊数x30分で無料のエステが受けられます。
もう一つが無料ドリンクサービスです。
上記は大浴場脇の休憩スペースです。
遊技場にも無料ドリンクサービスがあります。
最後に嬉しかったサービスは「アフタヌーンティー」です。
見ていただくとわかりますが、お昼から夕方の時間帯にかけて
お茶とお菓子を楽しめるサービスがありました。
正直、最初は全然期待していなかったのですが、
上記のものが届いた時はどこの英国貴族と思っちゃいました(笑)
めちゃくちゃテンションが上がったのは言うまでもありません。
金沢湯涌温泉百楽荘の総括
最初に言いますが高級旅館ですので金額は決して安くはありません
「三泊四日の大人二名で18万越えです」
久しぶりにまとまった休みが取れたので奮発しましたが
普段なら支払えない金額です。
でも、「料理」「温泉」「サービス」の三拍子が揃っていたので
むしろ、また近いうちに泊まりにきたいと思わせてくれる旅館です。
今でも従業員一人一人の笑顔が忘れられませんし、
いい思い出しかありません。
金沢駅から離れた立地にあるので観光目的だけではなく
日々の疲れを癒すためにも最適ですね
自分がどれだけ気持ちよく楽しめるかが旅行で
もっとも重要なことだと思います。
その点、「金沢湯涌温泉百楽荘」では全てを旅館に委ねて
リラックスできると思いますよ。
忙しい社会人の方には特に最適な旅館ですが
日々の生活にお疲れのあなたにもベストプライスのはずです。
