「GWは人の多さに辟易しますね」

そんな時期でも温泉でのんびりしたいですよね。一昨年のGWシーズンに行った「越後屋旅館」はまさにそうでした。

でも、毎年同じ場所よりもせっかくなら新しい場所を開拓したいですよね。

ということで今年のGWは鹿教湯温泉にお邪魔しました。泊まった旅館は「いづみや旅館」です。

実際に泊まってみて感じた所感を赤裸々にレビューします。

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鹿教湯温泉とは?

「鹿教湯はかけゆと読みます。その名の通り鹿に教えられた温泉を意味します」

国民保養温泉地(環境庁指定)のひとつであり、「健康の郷」として知られる鹿教湯温泉。『名湯百選』 第一号認定の温泉地でもあります。神経痛・関節痛・リュウマチに効くと言われ、湯治で訪れる人も多いです。

したがって、観光客を目当ての温泉地ではないのでGWも関係ないんですよね。

ちなみに上田駅からバスが出ています。1番乗り場で鹿教湯温泉までの所要時間は大体1時間で500円です。

いづみや旅館はどうなの?

時間や角度を変えるだけでも様々な色合いを楽しませてくれる場所でした。山なので天気も変わりやすいです。

「鹿教湯温泉のシンボルマークの鹿が見えますね」

失礼ですが、最初は古臭い旅館なんだろうなと思っていました。それがいい意味で裏切られました。歴史を感じさせる建造物ではありますがいい味を出しています。内装もリノベをしたのかきれいですよね。

「客室は2階からとなります」

部屋はちょうど良い広さです。8畳くらいでしょうか。

「風呂上がりに酒を嗜んだり会話に興じたりできるベストプレイスです」

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いづみや旅館の食事はどうなの?

「食堂は3階にあります」

入り口にある風車が特に印象的でした。

朝食

「三泊しましたが、内容は小鉢の一部が変わる程度でした」

「鍋の中身は三日とも湯豆腐でした」

ご飯はおひつで提供されます。写真ではそれほど量がないように見えますがお腹いっぱいになります。

夕食

「夕食は同じレパートリーはあるものの日替わりものもありました」

「揚げ物は毎日内容が変わるのでその日のメニューを目でも楽しめました」

「岩魚の塩焼きは10日くらい連続で食べても飽きはこないでしょう。とにかく美味で塩加減が絶妙でした」

「ご飯は毎日変わるので天ぷらと同じく毎日楽しめました」

鍋物も毎日違います。どれもご飯に合う味付けになっていたので食が進みます。

デザートは三日とも同じものでした。おそらく自信のある一品なのでしょう。

いづみや旅館と言ったらやっぱり温泉でしょ

「いづみや旅館には温泉が四種類あります」

家族風呂を除いて全て2階からアクセスできます。一番手前に「オーロラの湯」、その奥に「朝霧の湯」、一番奥に「泉石風呂」があります。「家族風呂」は一階のエレベーター脇にあります。

「幸いなことに三日間私が入浴している時間帯は全て貸切状態でした」

オーロラの湯(男女日替わり)

「こちらはかけ湯です」

「オーロラの湯」内には温泉が二種類あります。

手前は名称はありません。しいていうならあつめの湯でしょうか。

奥の湯は「ぬるめの湯」としっかりと札がありますね。

「コップが置かれているのは源泉掛け流しの湯を飲むためです」

私は個人的にオーロラの湯を2番目に気に入っています。理由は両方を行き来することで温泉に無限ループで入り続けられることができるからです。ぬるめの湯は37-38度であつめの湯でも40度くらいです。

朝霧の湯(男女日替わり)

「朝霧の湯」はなんといってもジャグジーでしょう。身体の力を抜いて身を任せると疲れが吹っ飛びます。

「朝霧の湯」には露天風呂もあります。37-38度くらいのぬるめなので長時間入っていられますよ。

「男女日替わりの湯は23時に入れ替わります」

家族風呂(予約制)

「家族風呂は予約制で50分間貸切です」

私は家族風呂を一番気に入りました。理由としては温度を水で調節できるからです。ぬるめにすることで50分間ふるふるでお風呂につかれます。

「何より家族で一緒に入れるのが良いですよね」

泉石風呂(男女日替わり)

泉石風呂は6時から21時限定です。写真からも開放感が伝わるのではないでしょうか。朝一で入浴すると耳を澄ませば鳥の鳴き声や虫の音など自然を満喫できます。

いづみや旅館で感じた不都合は?

ポジティブな内容ばかりだとステマだと疑われるのでネガティブな面も紹介します。ただ、あくまでも個人的見解です。私が泊まって感じたところを正直に挙げます。

WiFiがない

このご時世でWiFiないのは...と少し思ってしまいましたが、それもまあ当然です。湯治が目的の人にネット環境が必ずしも必要かと言ったら必要ではないでしょう。

と言いつつもいろんな境遇の人が泊まりにくるのでWiFiがあると尚良いのではと感じました。

部屋の掃除がない

ビジネスホテルに連泊すると外出時に部屋の清掃をしてくれますよね。「いづみや旅館」では連泊時でも部屋の清掃がないので、部屋にゴミが溜まったり、タオルの替えが必要などの要望は都度都度フロントに連絡する必要があります。もともとそういうシステムなのかもしれませんが、少しだけ不便だったので挙げさせて頂きました。

近くにコンビニがない

「20分歩けばセブンイレブンがあります」

とはいえ山の天気が変わりやすかったのでなかなか外出しづらくて飲み物がなくなった時は時は辛かったです。少し歩けば自販機はありますが、せめて旅館に自販機が欲しかったです。

いづみや旅館の総括は?

「ネガティブなことも言いましたが、GWに人里離れた温泉地でゆっくりしたいならいづみや旅館で決まりです」

少し不便に感じることもありますが、前もって知っていれば対策できるので全く問題はないです。温泉の種類も多くてGWにリーズナブルに癒されたいならぜひ泊まってください。

これからの時期、6月には蛍も楽しめるようですよ。自然も豊かなので疲れている方は是非癒されに来てください。

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