仕事で赤穂に行く機会がありますが、

周りには赤穂の地名でピンと来ない人も多いです。

有名なのは江戸時代の忠臣蔵の舞台ですね

場所は播磨灘に面した海岸沿いの、人口5万人弱の地方都市です。

兵庫県では一番西に位置し、西側は岡山県に接します。

海が近いので海鮮が美味しいです。特にこの時期ですと牡蠣が有名です

ということで、播州赤穂を見ていきましょう。

まずは、ホテルです。ホテルは東横イン一択です。

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駅から離れれば他にもホテルはあります。

一方で駅周辺なら東横インしかありません。

東横インは一泊ごとに1ポイント貯まり、10ポイントで一泊無料なので、

私には東横イン以外の選択肢はありません

東横インの利点は一泊無料で泊まる時でも領収書を発行してくれます

つまり、十泊すれば一泊分は経費精算でキャッシュバックされます。

となれば、東横インを選びますよね。

といえども、プライベートで赤穂に来るなら東横インでは味気なさすぎます。

その場合は天然温泉があり、リーズナブルな赤穂パークホテルが選択肢に上がります

地元の人もこの値段でこのレベルの天然温泉はないというほどなので、

一回試してみる価値はあります。

同僚によると海外のビジターからは赤穂パークホテルの評価はすこぶる高いようです

私からすると極論はホテルなどどうでもいいです。だって、赤穂の楽しみは食にありますから。

赤穂は駅周辺に美味しい店があります。温泉がある僻地のホテルに泊まると

徒歩圏内に美味しいお店はありません。タクシーで駅周辺まで移動する必要があります。

これは相当手間です。温泉入って寛いでから外出なんてそもそもしたくないですし。

例えば、今回紹介する葵を見るとわかる通り、駅から歩いて5分程度の場所にあります。

葵はお昼もやっていますが、メインは夜でしょう。

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予約せずに入りましたが、すぐに座席に通してくれました。

カウンター12席、座席が38席(1階8席、2階30名まで)あるので

予約せずとも入れるでしょう。

予算は5000円が目安です。

飲み放題コースもありますが、料理も自分で選びたければ、

個別注文で良いと思います。

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入店するとすぐにお通しが来ます。
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時期によって変わるそうですが基本的には海鮮系の小鉢が多いです。

画像がわかりずらくてすいませんが今回は焼き明太子でした。

ドリンクメニューを見るとほぼ基本は押さえていると言った感じですね。

特別感も値段も安くはないですが、こんなもんでしょう。
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私は生ビールがあれば満足な人間なのですぐにフードメニューに目を奪われます。

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やはり海が近いせいか、海鮮系が大半を占めています。

11月だったので、牡蠣は早いかと思ったのも杞憂でした。

しっかりとあります。葵では蒸し牡蠣のようです。

とりあえず、刺身の盛り合わせは外せないでしょう。

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隣にあるのは豚角煮です。豆の量が凄まじいですね(笑)

刺身は感動のあまり言葉にできませんでした

とにかく新鮮で舌の熱でとろけます

このレベルのものは都内では味わったことありません。

お金を出せばいくらでもあるのでしょうが、この値段で

このレベルのものが赤穂では普通の居酒屋で出てくるんですよ。

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これは鯛とアジのさしみです。新鮮なので透明感が際立っています。

美味しいのは言葉にするまでもないでしょう。

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タコ天も歯ごたえが半端ないです。

この辺で大満足ですが、これを食べないと帰れないですよ。

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都内だと宮崎や広島産が多いですが、牡蠣といったら赤穂です。

赤穂の牡蠣の美味しさの秘密は海の環境の良さにあります

牡蠣の養殖が行われている坂越湾は古い昔段丘地形の台地(階段状の台地)が

海に滑り込み、海底の形を複雑化し、海流が穏やかな海域になっています。

ただでさえ3面山に囲まれた坂越湾で穏やかな海域ですが海底の環境も相まって

牡蠣養殖に最適な穏やかな海となっています。

また西には「千種川」が流れ、氷ノ山後山那岐山国定公園の原生林から

栄養豊かな植物プランクトンを運び、この海域に滞留する事も大きな要因で、

穏やかでミネラル豊富な海が、柔らかく美味しい「1年牡蠣」を育てるのです。

またこの海域の海は汚染が無く陸地と島からの海底の湧き水も豊富で、

非常に綺麗な海の為に生食が可能で過去に食中毒の例が無いといわれています。

店長に話を聞くとまだこの時期の牡蠣は小さいようです

12月末から1月にかけてが最も旬な牡蠣の季節のようです

牡蠣の美味しさは今更語る必要はないでしょう。

年始明けに是非とも赤穂への出張をと強く心に決めたひと時でした

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