「情報セキュリティマネジメント試験」に実質10時間で合格したので備忘録として残したいと思います。

人それぞれバックグラウンドが異なるので一概にどれだけの勉強時間が必要になるかは定かではありません。ただ、「情報セキュリティマネジメント試験」については暗記の側面が強いので私の勉強法は多くの方に再現性はあると思います。

ということで必要な三つの教材を順次見ていきたいと思います。

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【セキュリティ知識を深める!】情報セキュリティ基礎 + 情報セキュリティマネジメント試験 合格講座受講

「勉強で大事なのはスタートダッシュです」

一度勉強法を確立できれば最後まで突っ走るのはそれほど苦ではありません。でも、新しい勉強を始めるときには何もわからない状態のため、モチベを上げるのに一際苦労します。

「そこでまずはビデオ学習です」

動画を流しているだけなのであればモチベは不要です。この動画の良いところは適度にビジュアライズされているので、視覚的にわかりやすいのがポイントです。

全部で6時間ありますが、1.5倍速で聴けば約4時間です。それに動画も全部聴く必要はなく、「午後試験実践演習」の2時間は不要です。

「私はそれを1.5倍速で聴いたので2時間40分ですね」

「午後試験実践演習」を聴かなくても良いのは23年4月から情報セキュリティマネジメントの試験方式が変わったことに起因します。午後試験が短文でより解きやすくなりました。従って、午前対策がそのまま午後対策になるのです。

情報セキュリティマネジメント試験ドットコムで過去問を解く

「動画学習をした後はひたすら過去問を解きまくってください」

いきなり模擬試験モードで始めてください。最初は間違えまくると思いますが気にしないでください。それよりも解説を全選択肢分読んでモノにしてください。過去問は5回分やれば十分です。全選択肢分解説を読み込むと1回分で1時間20分はかかります。

「5回分で6時間40分必要となります」

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令和05年 情報セキュリティマネジメント 合格教本で最後の追い込み

令和05年 情報セキュリティマネジメント 合格教本」の良いところは合格に必要最低限の用語が盛り込まれている所です。

結構分厚い本なのですがあくまでもリファレンスの立ち位置なので、積極的に読み込む必要はないです。

この本で私が気に入っているところは「直前対策! 要点確認ノート」です。情報セキュリティマネジメント試験は用語を知っていれば答えられる問題が少なくないです。ちなみに当日目を通すだけで私の場合は2-3問正解を拾えました。

「是非、当日の移動時間を本書で有効活用してください。所要時間は30-40分程度です」

この参考書はマストではないですが、最短で試験に合格したいならこの金額を惜しんではいけません。なぜなら、情報セキュリティマネジメントのリテイクポリシーは一度試験に不合格になると次に受けられるのは1ヶ月後になるからです。

「このレベルの試験にもう1ヶ月も費やすのは時間がもったいないです」

それなら確実に合格してその1ヶ月をより難易度の高い資格試験に費やすべきです。

さいごに

「ぶっちゃけ、情報セキュリティマネジメントを取得したからといっても大きなメリットはありません」

一方でセキュリティの重要性が増している昨今ではこのレベルのリテラシーは職種問わず身につけるべきですし、これから高度試験を目指す方にとってもこの分野は切っても切れないのでその前段として学習するのは有意義です。

私もこれから「情報処理安全確保支援士試験」を目指すのか、もしくは間に「応用情報技術者試験」を挟むのかは検討中ですが、日々知識をアップデートしていくのはITエンジニアにとっては不可欠なので、学習は継続していきます。どの資格を選択するのかは検討中ですが、取得できたら改めて情報共有させて頂きます。

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