プログラミング初学者ですが「Ruby Silver」に合格した話をします。
試験を受けたのが2020年3月なので少し時間が経ちますが、将来的に「Ruby Gold」も検討しているので備忘録の観点からも今更ながら勉強法を記します。プログラミング未経験からRailsでWebサービスを作りたいと考えているならはじめにRubyの基礎力をRuby Silverで身に付けてはいかがでしょうか。
Ruby silverの勉強法は?
まずはProgateから
「いきなりRubyの参考書を買ってもまず理解できないでしょう」
プログラミングは目標がなければ続けられません。何のためにプログラミング(Ruby)を始めるのかを考えると自ずとWebサービスを作りたいに繋がります。
Progateは成果物を作るためにステップバイステップで学べるので体系的に学べます。
「Ruby silverの取得には遠回りに見えるかもしれませんが実は近道です」
Udemyを活用しよう
「参考書のデメリットは能動的である必要があることです」
要は自分で勉強しようと決断して、自ら参考書を開く必要があります。ただ、脳を勉強モードに切り替えるのはなかなかハードルが高いです。
「そんな時は動画を活用しましょう」
動画であれば気が向いた時に再生ボタンを押すだけでよく、アプリを入れればスマホでも視聴できるからです。Udemyのメリットはいくつもありますが、私の中では一つの動画が数分程度というところに魅力を感じます。
「隙間時間に視聴できるのが最大のメリットでしょう」
スマホでも参考書は読めますが、小さい文字を追うのは苦痛でしかないですからね。
プログラミング初学者の私がRubyの入門編で活用した動画は下記になります。
フルスタックエンジニアが教える 即戦力Railsエンジニア養成講座
はじめてのRuby on Rails入門-RubyとRailsを基礎から学びWebアプリケーションをネットに公開しよう
Ruby on Rails 5入門 -Rubyプログラミングの基礎から学べる-
「Ruby Silver」を取得後にRailsを続けて学べるところが良いですね。
なお、記事執筆時時点でUdemyを見ると多くのRubyからRailsまでを学べるコースが提供されているのが確認できます。従って、他の動画に興味があればUdemyで探してみてください。
「動画を聴くだけではなくirb/pryで動作を確認するとより理解が深まりますよ」
そもそもirb/pryとはなんぞやという不安は動画を観れば解消されます
ようやくRuby公式資格教科書の出番です
ProgateとUdemyでRubyの基礎をおさえたら、「Ruby公式資格教科書」の出番です。
「3章から5章は基本的にRuby Silverの範囲なので必ず一読しましょう」
巻末の「基礎力確認問題」と「模擬試験」は繰り返し解くことを勧めます。
最後は練習問題を繰り返す
「それぞれの練習問題で9割以上を5連続で取れれば十分合格圏内です」
①[改訂2版]Ruby技術者認定試験合格教本(Silver/Gold対応)Ruby公式資格教科書
「私は結果的に本番で8割取れました」
<参考>先人の知恵を拝借
「具体的にどういった問題が出るのかわからないと不安ですよね」
ネットに情報を載せている先人の知恵を拝借しましょう。試験当日日にプリントアウトして電車で眺めれば十分です。
さいごに
「上記を実践すれば実力が合格圏内まで引き上げられます」
なお、問題を繰り返すと答えを覚えてきますが、正解した問題は自分で答えを説明できるようにしてください。そうでなくてはいくら正答率が9割以上になっても実力は伴っていません。
あなたの目標はRuby Silverに合格することではありません。将来的にはRailsを駆使してWebサービスを作ることです。
そのためにも試験に合格したらOKというスタンスではなく、Rubyの基礎をマスターするくらいの意気込みで「Ruby Silver」を学習してください。とはいっても、合格したからといってコードが読めるレベルになるわけではないので引き続き学ぶ姿勢は必要です。