「先週の夏休みに人生初の福井に行きました」

福井を選んだ理由は波音を聴きながらのんびりと過ごしたかったのが建前ですが、やはり北陸です。海鮮目的で宿を探しました。

福井では三つの宿に泊まりました。どの宿にも一短一長ありますが、どこもメリットの方が上まっています。ということで、三つのうちの一つ目、「越前玉川温泉料理旅館秀竹」を今回は紹介します。

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越前玉川温泉料理旅館秀竹の立地は?

「立地的に車がないと厳しいです」

それでも広大な自然の中を1時間もドライブすれば越前海岸に到達します。ペーパードライバーには厳しいと思いがちですが、そんなことは全くありません。私も最後に運転したのが2019年の年末に旅行して以来です。

バスなどもあるようですが、本数も少ないですし行きたいところにピンポイントで行けないので車は欠かせません。少なくとも「越前玉川温泉料理旅館秀竹」の近くにバス停は見当たらなかったので、多少歩く必要がありそうです。



「宿の周辺はこのようになっています」

道路は両側ともトンネルに挟まれているので、車がなければどこにも行けないです。一番近いコンビニまで4kmほどあるので、周辺には海以外何もないと思っておいた方が良いでしょう。

越前玉川温泉料理旅館秀竹の宿の中は?

宿の外観は老舗の旅館だという感想しかありませんでした。

「写真奥が出入り口です」

最初は10畳と聞いていましたがめちゃくちゃ広い部屋をあてがってくれました。おもてなしに感謝です。

この部屋にはきれいで大きなトイレも備わっています。外観だけで判断してはいけないと改めて思いました。ここで二泊しましたが居心地の良い部屋でした。

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越前玉川温泉料理旅館秀竹のお風呂は温泉なの?

越前玉川温泉料理旅館秀竹は温泉です」

「貸切風呂予約表」というものがあります。夕食後から23時台までは予約制です。それ以外の時間帯は自由に入れます。混む時間帯に貸切風呂としているのには理由があります。

「正解はお風呂が狭いからです」

逆に一人、二人で入るには大きいので混む夜の時間帯が貸切風呂なのはポイント高いです。基本的に貸切の時間帯は男女区別がないので予約したお風呂(男湯 or 女湯)に家族で入れます。

「蛇口は左がお湯で右がお水です。通常、40度くらいでちょうど良い湯加減ですが、自由に調整できるのが良いですね」

特徴は滑りがある湯です。ぬるめのお湯なので長い時間温泉につかれるのが良いです。福井に温泉は期待していなかったのですが、越前温泉には良い意味で裏切られました。

越前玉川温泉料理旅館秀竹なら食事に間違いがありません

朝食

「1回目の朝食メニューです」

このレベルの朝食を年に何回食べられるのでしょうか、のレベルです。朝食からこれほどの魚尽くしはなかなか味わえません。味も格別ですがそれも当然です。漁師がやっている旅館なのでとれたての新鮮なものしかありません。

「二回目の朝食メニューです」

見比べて頂ければ一目瞭然ですが、メニューが全然違います。これだけ違う魚介を朝食だけで楽しめる旅館はないですよ。

小鉢に入っているいくらは神々しいくらいです。弾力があり、プチプチした食感がたまらないです。

「デザートもいちいち凝ったものが出てくるんですよね」

夕食

越前玉川温泉料理旅館秀竹」と言ったら食事ですが、それは特に夜を指します。

なお、ドリンクメニューに加えて一品料理もあります。最初に言っておくとフードファイターレベルじゃない限り、夕食メニューで十分です。

1日目夜

まずは前菜のここからが宴のスタートです。

見てくださいよ、この大きさ。このレベルにはなかなか出会えないですよ。前菜からテンション爆上がりです。

「前菜の直後に出てきたのがこれです...」

ちなみに二人前です。写真でも驚きですがこれは実物を見て頂きたい。もうこれがメイン料理と言わんばかりのボリュームです。

このレベルのサザエに都内では滅多にお目にかかれないです。

料理はノンストップで出続けます」

基本的に素材を活かした味付けになっているのでいくらでも食べれてしまいます。

箸休めの麺類が満腹を和らげてくれました。

越前玉川温泉料理旅館秀竹」は海鮮だけじゃありません。野菜も新鮮で美味しかったです。

「福井のブランド牛の若狭です」

いや、もうすごすぎます。魚に肉に野菜、天ぷらまで堪能できるとは思っていませんでした。美味しいものを食べると感動で言葉も出ないと言いますが、もう本当に美味しいとしか言えなくなります。

ここでようやく食事にもラストが見えてきました。と思っているのは私だけでした...

確かにそのあとはデザートが出ました。でも、本当は他にも炊き込みご飯があったのです。

全部は食べ切れず、残ったものは夜食兼翌日の昼食用にさせていただきました。

2日目夜

二日目夜の前菜です。越前といえば越前蟹です。真夏なのでおそらく冷凍だと思いますが、ご当地の名産品を食せるのも旅の醍醐味です。

刺身の盛り合わせがいちいち凄いです。メインは鯛ですが、右上はなんとアワビです。これを都内で頼んだらこれだけで1万は軽く超えるでしょう。

角度を変えるとボリューム感はより伝わりますね。

越前玉川温泉料理旅館秀竹」ではこういった小鉢料理も作り込まれています。ローストビーフは美味しいですし、野菜も確か自家製だと伺っています。

のどぐろの塩焼きです。のどぐろだけでも都内だとレアなのにそれを丸ごといただけるなんて贅沢の極みです。

はい、でました。またもやアワビです 笑

この光景を目の当たりにする機会は果たして人生で何度あるでしょうか。味は言うまでもないですが、殻がきれいなのも初めて知りました。

ここでお寿司です。刺身とお寿司は別物です。食事に夢中になっていたのでなんのネタかを聞き逃してしまいました。しかし、安心してください。現地では料理の一品一品のご説明があります。

ここで箸休めタイムですね。少し一息つきたいタイミングで麺類を提供してくれるのもありがたいですね。

二日続けての天ぷらでしたがネタが違います。越前玉川温泉料理旅館秀竹」では飽きという言葉は皆無です。

ようやくメインのデザートです。満腹ではありますが別腹ですね。

またもやメインの炊き込みご飯は食せなかったのでおにぎりにしていただきました。ありがたく翌日のお昼ごはんとしていただきました。

「ちなみに両日とも炊き込ご飯の具材は違います」

両日とも海鮮系の具材でした。

福井で海鮮なら越前玉川温泉料理旅館秀竹で決まり?

「福井と言っても広いので越前海岸が目的なら決まりです」

越前海岸が目的なら水着やらテントやらで荷物が多くなります。遠方から来るなら車がないと移動できません。逆に車があればアクセスしづらい越前玉川温泉料理旅館秀竹」がパーフェクトな温泉旅館になります。



温泉も貸し切りできるので家族でのんびり入浴できるのも越前玉川温泉料理旅館秀竹」の醍醐味です。

まだ夏は長いので海が目的なら越前海岸で楽しみつつ、越前玉川温泉料理旅館秀竹」で海鮮を堪能するのが王道です。夏が終わったら本格的な越前蟹の季節になるので楽しみは尽きません。

コロナのせいで色々と制限を強いられることが多いですが、感染対策をしっかりして自分で自分を守る意識があれば必要以上の我慢は不要だと思います。波の音を聞くと不思議と日々の疲れが吹っ飛んでモチベーションも上がってくると思います。

色々と難しい状況が続いていて疲弊している人が多いと思いますがたまには全てを忘れて休息するのが必要ではないでしょうか。

「疲れたら海」

これが私のモットーですが、あながち間違えでもないような気はします。海に癒しを求めている人は越前海岸を渡航先に検討してみてください。

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