「9月にはシルバーウイークがあります」

今年はうまい具合に三連休なのでこのタイミングで旅行してきました。移動時間も旅の醍醐味ですが、それは大型連休に限ってです。二泊だと旅行先でも自由になるのが実質1日なので近場が理想です。近場の温泉なら草津がすぐに頭に浮かびましたが、なるべくなら人混みを避けたかったので今回は蔵王温泉にしました。

蔵王温泉は去年行ったばかりですが、温泉地にも関わらず人の往来も少なくて共同浴場も充実しているためもう一度行きたいと思っていました。

蔵王温泉ならどこの宿泊施設でも間違いないと思っているので、今回はコストを重視して「ルーセントタカミヤ」に決めました。

「シルバーウイークにも関わらず一人一泊でほぼ一万円です」

たまたま楽天ポイントも少し余っていたので実質一人一万未満です。都心の食事付きビジネスホテルより割安なのであまり期待していなかったのですが、良い意味で裏切られたので実体験をレビューします。

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ルーセントタカミヤのお部屋は?

少し時代を感じさせる外見とは異なり洗練されておしゃれな内装です。

畳にベッドの組み合わせは珍しいですね。というよりも初めてです。利用してみて実感しましたが、この組み合わせは私的には最高です。

理由としてはいつでも横になれるからです。畳だと普通はお布団ですからね。

ルーセントタカミヤの温泉はどう?

ルーセントタカミヤの温泉は最高でした」

この一言に凝縮されていると思います。正直、同じ価格なら食事無しでも泊まっています。それくらいの価値があります。

「こういうご時世だからこそ、しっかりと配慮してくれるのはありがたいです」

「肝心の風呂は三種類あります」

一番手前は温泉ではないので入らなくても良いと思います。せっかく蔵王温泉に来たのなら硫黄温泉につかるべきです。

「サウナもございます」

ただ時間指定なので結局は一度も使いませんでした。

一番手前の「内湯のひのき湯」です。

内湯の奥にある「木もれ陽の湯(温泉岩風呂)」です。温度は体感的に42度ないくらいなのでちょうど良い湯加減です。

露天風呂の「葉がくれの湯(温泉露天風呂)」は41度くらいでしょうか。涼しくなった今の時期には最適な温度です。やはり大自然の中での温泉は格別でした。ぬるめなので長く入れるのもメリットですね。

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ルーセントタカミヤのお食事は?

朝食

「最初に言っておくとルーセントタカミヤの朝食はまあ普通です」

不満はないですが、感動するような内容ではありません。あまりホテルのバイキングに期待しない方が満足できると思います。

「朝食は3つの時間帯を選べますが一番遅い時間帯は避けることを強くお勧めします」

理由は食事の補充が全くされていなかったからです。従って、最後の時間帯を選ぶとバイキングの選択肢が減ります。現に私は1日目に一番遅い時間帯を選びましたが、オレンジジュースや牛乳、コーヒーなどの飲み物系はすでに空でした。

とはいえ、ネガティブな要素はそれくらいです。時間帯さえ誤らなければ十分満足できる内容です。

夕食

「朝食とは違い、夕食はコース料理です」

あまり食事にコスパという表現を使いたくはないですが、二日間とも大満足の内容でした。山が近いのか野菜が特に美味しく感じました。

そして、こめどころだからなのか、ご飯が美味しすぎて止まりませんでした。ここ数年泊まった宿で一番美味しく感じました。少なくとも一番おかわりしました。これからは「はえぬき」しか食べません(笑)

一日目

二日目

ルーセントタカミヤの総括は?

「極力コストを抑えて温泉旅館に泊まりたいならルーセントタカミヤで決まりです」

ルーセントタカミヤ」に泊まれば共同浴場の無料券がもらえますので、共同浴場全制覇も夢ではありません。それに蔵王温泉は温泉だけではありません。見所がたくさんあります。

「特に蔵王ロープウエイは体験すべきです」

ロープウエイは決してウインタースポーツだけのものではありません。

「この季節ならハイキングを楽しむことだってできます」

「運が良ければオコジョなどの野生動物に出会えるチャンスもあります」

「ホテルの周りをぶらぶらするだけで楽しめるのも蔵王温泉の強みです」

こういった温泉地ならではの光景も楽しめます。

山に囲まれた温泉地なので色が何層もある夕日を見ることだってできます。

「蔵王温泉から1時間ほどであの有名なお釜まで行くこともできます」

蔵王温泉には温泉以外にも楽しめる様々な要素があるので次の旅行先の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。一人旅でもカップルでも、もちろん家族連れでも楽しめるはずですよ。

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