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英検では全てに力を入れる必要がありますが、最も短時間で対策できるのがライティングです。

その理由としては単語が挙げられます。

どういうことなのかというと、ライティング以外の科目は基本的には受け身です。

要は出題に絡んでいる単語をこちらで決めることはできませんよね?

ただ、ライティングは主題に沿っていればどんなに簡単な言い回しでも単語でも、

自分の思い通りに使うことができます。

つまり、型を覚えてしまえば自分の知っている単語を使えば良いだけです

ライティングのテクニックは過去記事を参照してください。

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今回は英検一級のライティングでよく挙げられる二つの問題集を紹介します。

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英検一級英作文問題

利点

この問題集の良いところは短時間で必要最低限の対策ができる点が挙げられます。

まずページ数が127ページでかなりコンパクトです。

ライティングは英検一級の筆記の約35%を占めます。

大事な科目なのは間違いないですが、試験日が差し迫っている状況でライティングだけに

力を入れるわけにはいかないですよね。

それでも対策はマストです。その場合の選択肢になります。

チャプターはシンプルに3部構成で、ウォーミングアップ⇨練習問題(10問)⇨模擬テスト(3問)です。

余計なものは一切排除されています。

ウォーミングアップで英検一級のライティングノウハウがまとめられています。

非常に簡潔に書かれていますが英検一級の英作文問題とは?から始まり、

エッセイの構成、書き始める前の準備、実際にエッセイを書く上での注意点や書き方、

よく使う表現など必要な情報は網羅されている印象を受けます。

練習問題は少ないかもしれませんが、全ての問題が違う分野の題材を扱っているので、

本番に慌てることは無いと思います。

しっかりと肯定/否定、Yes/Noと両極端の回答があるので大いに参考になるでしょう。

欠点

一つ欠点を挙げるとしたら、表現が少し私にとっては上品かなあという印象です。

英検一級のライティングは日本語で回答するとしても少し考えてしまう内容ですが、

例文の日本語訳を見ても少し固いイメージがあります。

これはあくまでも私の主観なので、気になった方は書店で手にとって頂きたいです。

なお、この本には新版があるので、購入するならこちらにしましょう。

Amazonレビューを見ると色々改良されているようですね。

特に試験日まで一ヶ月を切っている方にオススメします

最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇

利点

誰に聞いても間違いなく豊富な問題数が挙げられます。

その数なんと30問。どんな課題が出ても対応できると言い切れる数です。

そしてこの問題集の優れている点は他にもあります。

それは、コンテンツブロックです

コンテンツブロックとは答案のBodyを構成するコンテンツブロック212ピースを

12の分野別に収録しています。

つまりですよ、覚えさえすればそのブロックをそのまま使えてしまうわけですよ

しかもですよ、この参考書は分野別にキーワードまで選別されています。

それはこの問題集をやり込めば、本試験のトピックがわかった時点で

キーワードだけではなくBodyの内容まで準備できるといっても過言ではありません。

欠点

ページの分厚さでしょう。287ページもあります。英検一級英作文問題の倍以上です。

全部目を通すまでに時間もかかることでしょう。

分厚いのでその分値段もかかります。

試験日まで三ヶ月前後あるのであれば選択肢の候補になるでしょう。

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まとめ

問題集によって一長一短はあります。それを見極める必要があります。

テストまでの期間によって決めるのもありですし、何より大事なのは

自分に合った方を選ぶことではないでしょう。

少なくとも両方ともあなたを後悔させることはないはずです。

対策すれば必ず結果に繋がるのがライティングです

力を入れすぎて他の分野が疎かになるのは本末転倒ですが、

他に力を入れつつライティングを得点源にしたい場合はどちらかを

手にするのが合格までの最短距離ではないでしょうか。

ライティングに力を入れるのは決して悪いことではありませんから。

なぜって? 少なくとも二次試験と密接な関係があるのがライティングです

一次試験から二次試験までの期間も短いので英語だけではなく、

普段から様々な題材に自分の意見が言えるように

意識付けだけでもしてみてはいかがでしょうか。

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